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新規就農で大規模農場。新しい農家のスタイルを探す夫婦と、新しい味覚を探して一人旅からインスピレーションを受けるシェフのお話。

北海道の生産者とシェフをつなぐ畑でレストラン動画シリーズvol.7。
今回は遠軽町で畑作農家を営む「えづらファーム」の江面暁人さんと、東川町のフレンチレストラン「Vraie ヴレ」のシェフ、村上智章さんのお話です。

▼動画はこちらから!

皆さんは遠軽町に行ったことはありますか?
北海道の東側、オホーツク管内中部に位置する内陸の町です。
(札幌からだと高速に乗り車で3時間半ほどでした!)

この日は、お天気にも恵まれてとっても気持ちの良い撮影日和。
えづらファームに到着すると、江面暁人さんが笑顔で迎えてくださり、農場を案内してくれました。

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会社員生活にピリオドを打ち、東京から移住。
新規就農で、大規模農場。
新しい生活スタイルを作って行けたら。

江面さんは新規就農者。東京で会社員をしていた頃は、毎日朝早くに出勤し、夜遅くまで働き詰めの忙しい日々を過ごしていたそう。ふと、立ち止まって将来を考えた時、この生活に終止符を打とうと20代でサラリーマンを辞める決心をしました。その後、約3年間の研修を経て、北海道での農業生活を夫婦でスタート。新規就農で「大規模農場」は難しいと言われたそうですが、夫婦では緻密な計画のもと「大規模農場」でスタートすることを決め、情報収集をし、ここ遠軽町の土地に出会ったそうです。

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会社員と農家、忙しさの違い。
人が集まる農業を目指して。

現在は家族が増えて娘さんもお手伝いをしているそう。
会社員も忙しかったと思いますが、農業だって朝早くから、夜遅くまでたくさんの作業があって大変だと思うのですが……。

奥様の陽子さんにお話を伺うと、
「ここなら、どんなに忙しくても父親の働いている様子を子どもが見ることができるし、近くにいる。そういう環境が子育てにとっても大切だなぁと思っているんです。」と教えてくれました。

さらに現在は農家の暮らしをもっと多くの方に体験してもらいたいという思いから、農家民宿も運営しています。
「もっと多くの方に、この景色と野菜と空気を感じてもらいたいのと。
やっぱり、都会と違って人がいないので寂しいんですよね。だから人が集まってくれると嬉しいんです。」と奥さんが教えてくれました。

陽子さんのお料理はお客様からも「おいしい」と評判だそうです。
今度、私も農家民宿に泊まってみたいなと思いました♪

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フレンチだから…と敷居が高いイメージを
もっと身近なものにしていきたい。

えづらファームでとれたじゃがいもを持って訪問したのは、東川町にあるレストラン「Vraie ヴレ」
住宅街の中にある隠れ家のようなお店です。

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シェフの村上智章さんは「フレンチだから、と敷居の高いイメージを持たれているかもしれないので、できるだけ地元の食材を使って、もっと身近に感じてもらえたらなと思っています。」
お客様に作り手の思いを伝えるため、生産者さんから直接お話を聞いて旬の野菜を選ぶんだとか。
フレンチにこだわり過ぎず、おいしいものをもっと楽しんで食べてほしい。それが村上シェフのこだわりです。

新しい味覚に出合う、シェフのひとり旅。

村上シェフのお話でおもしろいな〜と思ったのは、気ままに食べ歩きをするという、シェフのひとり旅。

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毎年行けるわけではないそうですが時間がある時には、お客様や知り合いから聞いたお店の中から「おいしそうだなぁ」と思ったお店を調べて、一人で食べ歩きの旅をするんだとか。店内には旅で感じたことやお店の感想が書かれた手作りのマップが飾られていました。

「旅をして、新しいおいしいものに出会った時、インスピレーションを受けます。自分の今までの経験と味覚から、新しい味をたくさん作り出して、お客様においしい時間を、もっと提供していきたいと思っています。」と語ってくれました。

村上シェフのお料理は味わいが立体的で、口に入れる度に新しい味覚に出合うことができました。

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ごちそうさまでした。

まとめ
・えづらファームの夫婦は新規就農には難しいと言われた大規模農場の夢を叶えた。
・農家民宿で、人が集まる農業をこれからも目指している。
・東川町のヴレ 村上シェフの味覚を探すひとり旅は、もっとおいしいものを作りたいという夢が詰まった旅だった。

えづらファーム 公式サイト
Vraie (ヴレ)公式インスタグラム

取材・文/おくだめぐみ

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Cho-co-tto(ちょこっと)は、宅配事業と店舗で北海道の組合員さん180万人の食を支える、生活協同組合コープさっぽろの広報誌。毎月57万部発行しています。 「安心して子どもに食べさせられるものが見つかる」をテーマに、毎日の食事がちょこっと楽しくなる記事をお届けします。
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