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北海道の食を作る「あの人」の忘れられない、思い出の味 冷や汁/千堂あきほさん

誰にでも「もう一度食べたい!」と思う記憶の味があります。そしてその記憶はその人の“食の原点”になっているはず。北海道の食の分野で活躍する皆さんの味覚を育んだ「あの味」をお聞きします。

今回は女優・タレントの千堂 あきほさんです。

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千堂 あきほさん
1969年兵庫県生まれ。歌手デビュー後、女優として数々のドラマに出演。次女の出産を機に2011年、関西から札幌に移住。マイミール・クッキング プロジェクト応援団長や、北海道漁協女性部の応援大使も務めている。

千堂さんの思い出の味は……
大舞台での窮地を救った『冷や汁(ひやしる)』

宮崎を訪れた際、初めて食べて衝撃を受けた味!見た目と味のギャップが忘れられず、記憶を頼りに何度か自分で作ってみたことも(千堂さん)

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Recipe(一例)
温かい(または常温の)ご飯に冷たい汁をかけて食べる宮崎の郷土料理。焼いたアジの身をほぐし、味噌を加えて弱火で炒り、固まったら火を止める。冷たいだし汁を少しずつ加えて味噌を溶かし、ひと口サイズにちぎった豆腐、きゅうりの薄切り、千切りの大葉、最後にすりごまを入れて完成。

※「ひやじる」とも読みます。

人生初の大仕事!緊張で食事も喉を通らない私にパワーをくれた一品

歌手としてデビュー後、初めての大きなお仕事が1944年、宮崎のリゾート施設“シーガイア”のオープニングイベントでした。海外の有名アーティストが来日し、こけら落としのライブを行うということで、当時25歳の新人の私がインタビュアーに抜擢されたのです。あまりの緊張でそのときの記憶はほとんどないのですが、唯一、鮮明に覚えているのが“冷や汁”。お店の方に勧められたとき「冷たい味噌汁?きゅうりのスライス??」と私の頭は大混乱(笑)。ですが、食べてみると全身に染み渡るような旨みに感激しました。ずっと食欲がなかったのですが、冷や汁を完食してパワー復活!翌日のインタビューも無事に乗り切れました。東京に戻って何度か冷や汁作りに挑戦しましたが、あの衝撃のおいしさはやっぱり本場ならでは。世の中の状況が落ち着いたら、久しぶりにゆっくりと宮崎を訪れたいです。

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夫の故郷である札幌に移り住んで9年。義母との家族5人で北海道ライフを満喫しています。特に小学3年生の次女は“サケのホイル焼き”を自分で作るなど、料理に積極的なんですよ。縁あって北海道漁協女性部の応援大使をさせていただいていますが、浜のお母さんたちに地元の魚の魅力や食べ方を教えていただき、私自身、とても勉強になっています。改めて感じるのは「北海道の食材って何て素晴らしいんだろう」ということ。そしてそれを当たり前と思わず、おいしくムダなくいただくために、食材の価値を見直すことも大切だと思っています。私が旗振り役として食の発信のお役に立ち、次の世代へつなげていけたら、嬉しいですね。

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関西出身ながら納豆が大好き。NYの和食レストランに納豆料理をプレゼンした企画の1枚

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中学時代からお弁当を作っていた料理上手。ドラマの現場で撮影の合間に手作りの豚汁を振る舞ったことも

千堂さんが応援団長を務めるマイミール・クッキングプロジェクト

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休校中の子どもたちに向けスタートしたオンライン料理教室を前身に、現在は大人から子どもまで、簡単・安全・おいしく作れる多彩な動画レシピを紹介。千堂さん“かけ出し時代の思い出の味”納豆トーストレシピ動画も近日公開!

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取材・文・編集/青田美穂
撮影/細野美智恵
デザイン・イラスト/こぐれけいすけ

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Cho-co-tto(ちょこっと)は、宅配事業と店舗で北海道の組合員さん180万人の食を支える、生活協同組合コープさっぽろの広報誌。毎月57万部発行しています。 「安心して子どもに食べさせられるものが見つかる」をテーマに、毎日の食事がちょこっと楽しくなる記事をお届けします。