見出し画像

いくらを知る。いくらを食べた後の茶碗を洗うとき白くなるのはなぜ?

ツヤツヤと輝く「海の宝石」いくら!
北海道民が大好きな小さな粒の秘密をたっぷりとお伝えします。

まずはよぉく見てみよう。

いくらはご存じの通り鮭の卵です。産卵前のメスから卵を取り出し、卵巣膜(卵を包む膜)を取り除いて、しょうゆ漬けにするのが定番の食べ方ですね。

画像4

いくらはなぜサーモンピンク?

もともと鮭は白身の魚ですが、エサとなる甲殻類の色素(アスタキサンチン)が鮭の身を赤くし、卵もその影響を受けます。アスタキサンチンは「海のカロテノイド」と呼ばれ、抗酸化作用の期待される天然色素として注目されています。

画像5

すじこといくら、どう違う?

簡単に言うと、鮭のおなかから出したままの塊の状態が「すじこ」、それをバラバラにほぐしたものが「いくら」です。ちなみにいくらはもともとロシアから来た言葉。ロシア語の「イクラ」は魚の卵全般を指す言葉で、キャビアなら「チョールナヤ・イクラー(黒いいくら)」、いくらは「クラースナヤ・イクラー(赤いいくら)」と呼ばれます。

画像6

洗うときに白くなるのは?

いくらを食べたあとの茶碗やスプーンを洗うとき、白くなるのはいくらに含まれるタンパク質が原因です。熱いお湯をかけると凝固してこびりついてしまうので、ぬるま湯か水で洗うようにしましょう。こびりついた場合は水に浸して乾いたいくらの汁をやわらかくし、それから水洗いして最後に洗剤で

画像5

冷凍できるの?

生すじこを冷凍するのはおすすめできません。しょうゆ漬けなど、味付けしてから冷凍しましょう。食品保存用袋に入れ、できるだけ空気を抜き冷凍庫で保存します。冷やしたバットにのせれば素早く凍結します。保存期間は2カ月程度。解凍する際は冷蔵庫でじっくり解凍し、早めに食べきるようにしましょう。

画像6

いくらの栄養は?

いくらには鮭がふ化して、稚魚となってからの2カ月分の栄養が詰まっています。かつては食べ過ぎるとコレステロール値が上がるといわれましたが、近年の研究で食事と血中コレステロール値の因果関係はほとんどないことが分かっています。
なお、いくらにはEPADHAといった必須脂肪酸が豊富に含まれています。ただし塩分を多く含むので食べ過ぎには注意しましょう。

画像3


取材・文・編集/長谷川圭介
撮影/石田理恵
イラスト/こぐれけいすけ

スキありがとうございます!
2
北海道の生活協同組合コープさっぽろの広報誌 “Cho-co-tto(ちょこっと)” です。 「安心して子どもに食べさせられるものが見つかる」をテーマに、読んでくれた人が「毎日のごはん支度や買い物が“ちょこっと”楽しくなったな」と思ってくれるような記事をお届けします。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。